【デンマーク】賞味期限切れ食品専門スーパー2号店

2016年2月、デンマークのコペンハーゲンに、賞味期限切れの食料品を販売するスーパーが開店し、話題になったようですが、最近2号店を出店したようです。

ラトビアの新聞の電子版に載っていたのですが、買い物客や、商品が並ぶ店内風景が掲載されていて、雰囲気が伝わってきます。

このスーパー、賞味期限が過ぎていたり、型崩れなどのわけあり商品を、半額程度まで割り引いて販売しているそうです。慈善団体がバックにあって、記事によると販売利益は寄付しているとのこと。

オリーブオイルのボトルを20クローネ(先ほど調べてみたら、1クローネは16.51円くらいでしたので、約330.2円)で買った、という学生の話が載っています。ただし、どのくらいの容量のボトルなのか、現地の相場がいくらなのかわからないので、どの程度安いのか、ちょっと判断はつきかねるのですが、写真を見ると、パンなどが3クローネなどと出ているので、まあそんなものなのかと。

日本でも、閉店間際のスーパーが30%引きとか半額のタイムサービスをしていたり、商品入れ替えの処分市を開催していたりするので、自分としてはそれほど意外な印象を受けないのですが、こうした販売形態が注目を浴びる背景には、大量の食料・食品廃棄の問題があるようで、安いとかもったいないといった消費者側・下流側の視点だけでなく、供給側・上流側の意識改革も必要かな、と感じた次第でした。

 

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