【一般記事】海氷面積が最小を記録

アメリカの国立氷雪データセンターなるところが、世界の海氷面積が今年の1月と2月、観測史上最低になったと報じた、との科学読み物がありました。

それによると、今年1月の北極圏の海氷面積は1,338万平方キロメートルで、これまで最低であった、昨年よりもさらに26万平方キロ減少しているとのこと。日本の国土面積が37万平方キロなので、そのスケールがわかりますね。

記事によると、海氷の現象は北極だけでなく、北半球の2月が夏の終わり、3月が秋の始まりに当たる南半球でも、この時期、氷の融解があるので、このような記録を招いた、としています。

根拠がよくわからないのですが、海水面の上昇という点では、海氷の融解はそれほど危ないものではなく、むしろ南極やグリーンランドなどの、陸地の雪氷が溶け出すほうが危険である、としていて、海氷面積の減少は地球温暖化や気候変動に大きな影響を与える、と警告しています。

元ネタと思しき、研究所のサイトの記事を見つけました。極周りの気温の上昇に関して、記事の文章には間違いがあるようにも読めるのですが、自分の和訳能力の問題でしょうか。研究所のサイトのほうには北極海の海氷分布図が添えられていて、ちょっと離れた形でオホーツク海の流氷が北海道に達しているのが見えます。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です