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【極東シベリア】国際猫ショー

サハリンのユジノサハリンスクで、国際猫ショー(Международная выставка кошек)なる催しが開かれたそうです。

主催したのは国際猫連盟(World Cat Federation:WCF)という、素人目にはうさんくさそうな?組織で、アヴァンタージ(Авантаж)という猫愛好家の団体が企画したものであるとのこと(WCFのサイトはこちら)。品種もさまざまな猫74匹が、青年の部・成人の部ならぬ青猫?の部・成猫?の部のそれぞれに出展し、モスクワやハバロフスク、エカテリンブルクから招待された専門家が評価したり、人気投票が行われたりしたようです。
出展した猫たちとは別にセールも行われて、気に入った子猫を選んだり、のちに譲ってもらうべく飼い主と交渉したりするシーンが見られたようでした。

品種としては、シベリアン、アビシニアン、スコットランド、カーラー、ベンガルとかいった名前が並んでいるのですが、門外漢にはさっぱりわからない…

ロシアには、猫をならして芸をさせる芝居小屋があるそうで、あのなつかない連中をあやつれる人たちというのは、どんな才能を持っているのだろう、と常々思っているのですが、こうした猫ファンの底辺のような場所におじゃまする機会があれば、そのあたりの秘密がわかるのかもしれません。

Photo via Good Free Photos

【スウェーデン】スウェーデンデイ

先日東京のスウェーデン大使館において、「スウェーデンデイ」なるイベントが催されました。

国の名を関した、何とかデイという催しは時々あります。民族衣装を着た人を先頭にしたパレードであったり、その国の物産や軽食類を販売するプロモーションであったり、ステージで音楽やパフォーマンスを実演したりと、いろいろなパターンがあります。この日のスウェーデンの場合は、製品の展示、販売もありましたが、メインは講演にあるように思えました。

大使館の建物内の一角に、大学の階段教室のような小講堂があって、その中でレクチャーがあったようです。そのうちのひとつを聞いてみました。

lecture
開始前の様子

スウェーデン発祥の家具量販店である「IKEA」の人が英語で、いまはやりの?同社のサステナブル戦略を説明していました。家具というとどうしても木材が主な原料になるため、森林の保護だとかリサイクルだとかいった分野で、これこれの貢献をしていて今後こうしたいと考えている… といった内容でした。

program
この日の講演者

イベントを主催していたのは一橋大学の学生さんで、スウェーデンからの留学生を交えて、かの地のお菓子を振舞ったり、現地の説明などをしていたようです。

なので、出し物に関してはやや素人臭さがありましたが、さすがに学生さんということからか、全体的にアカデミックな雰囲気がありました。

大使館にもいろいろあって、オープンに来客を迎えるようなところもあれば、来訪はすべて本国に伝えるので事前に英文で伺いを立てろ、などと、ガチガチのお役所的対応をとるところもあります。個人的には大使館にはいい記憶がないので、ここの場合はどうなのかな、と気をもんでいましたが、イベント開催という事情もあったせいか、拒絶的な印象がなかったのはよかったと思います。